【劇場版】ガンダムSEED FREEDOM(ネタバレあり)

感想

今回はキラが精神的に不安

キラは、SEED Destinyの時は、ある意味一貫してやることがあるといった感じで精神的に無敵なイメージでしたが、今回はかなりウジウジしていました。
ただ、よく考えたらSEED時代は、かなりウジウジする陰キャ側の人間だったので、精神的に脆い部分もあるのは納得です。
今回、そんなキラを修正してくれたのは、アスラン。
なんというか、この二人は良いコンビですよね。
SEED DESTINYの時は、アスランがウジウジしていたのをキラが道を戻してくれましたが、今回はアスランがキラをぶん殴って修正してくれました。
どっちかが、ダメになったら、どっちかがしっかりするのが良いです。（SEED時代序盤は二人とも精神的に不安だったから取り返しのつかないことになったのですが）

新しい機体、懐かしい機体も多く出てきた。

いろんなサイトで紹介されているライジングフリーダムと、イモータルジャスティス。
フリーダムはもちろんキラが乗っていたのですが、ジャスティスはシンが乗っていました。

最終的に、最後まで同じ期待に乗るのかと思いきや、中盤であっさり負けてしまいましたが、シールドファンネルがついていたり、個人的にはかなり面白い機体だと思っておりました。

さらに、ゲルググ、ギャン、ズゴックといった、ガンダムシリーズを見てきた人にとってはお馴染みの機体も多かったです。

また、デュエル、バスターが出てきて、その二機がミーティアを装備するシーンは激熱でした。イザークたちがまさかミーティア装備で戦うなんて、と。デュエルの鉄製の杭を射出する武装とか、めちゃくちゃ久しぶりにみてテンション上がりました。

最終決戦時の機体

シンはディスティニーで参戦。
シンって前作主人公なのではありますが、そこまで強い印象がなかったのですが、敵の主力格を数人を普通に倒したのを見ていると、意外にも強く感じました。
ただ、よく考えたら前作ではキラやアスランといった作中最強クラスの相手ばかりしていたのでパっとしなかっただけで、元々のポテンシャルは強いんですよね。
ちなみに、イモータルジャスティスに乗っているときに一度敗北していますが、「あの時はジャスティスに乗っていたからだ！」的な発言をしています。相変わらず、アスランには反骨精神バリバリなんですよね、シンって(笑)。逆にキラには子犬のように懐いていますが。

アスランは、インフィニットジャスティスで参戦。・・・と思いきや、ズゴックで出撃しました。「ジャスティスどこいったんだ！？」って驚きましたが、作中でまさかのズゴックの中からジャスティスが出てくるという不思議登場。ガンダムビルドファイターズトライでのドムの中からビルドバーニングガンダムが出てきたシーンを連想しました。
アスランは今回は最初から最後まで強者感が強いというか、精神的に余裕をもって行動している感じで中々に無敵の人でした。

キラは、ストライクフリーダムで参戦。しかし、さすがに旧世代の機体だったのもあり、かなりボロボロにされました。しかしそこで、ラクスが操縦するバックパックが到着してドッキング。なんかIフィールド的な粒子をまき散らしながら挿入歌「ミーティア」が流れだしての幻想的な登場。
後に友人から聞きましたが、名前は「マイティーストライクフリーダム」とのこと。
武装がすべて圧倒的で、範囲MAP攻撃。近接戦闘すべてが高水準な機体。スパロボで参戦したらさぞや無双してくれるだろうと考えられる機体でした。

敵は三下感が凄まじかった。

なんというか、最初っからキラやシンたちを侮っているのが、三下感が凄まじいなぁって感じました。
罠にハメているときはウザイですが、いざ実力のバトルになったらすぐに負けそうなイメージの強い敵でした。実際、シンやキラに最終的にフルボッコにされますしね。

今回の敵は精神面で色々としてくる敵でした。ラクスに洗脳的なことをしてきたり、キラの精神を弄って罪を犯させたり、シンたちの頭を覗いたりですね。
それぞれ、面白い切り抜け方をしていたのが良かったです。
まず、シンには心の中を読む能力は、シンが頭空っぽにして戦い読めない（こういう時って頭単純なキャラは強い）、洗脳的な事をしたら、シンの中からステラが出てきて、呪術廻戦のリカのような行動を取ったりして無敵状態でした。
アスランは心の中を読まれていても、実はリモート操作でカガリが操作して勝利という、ジョジョでも見たような攻略法を行っていました。
最後にキラは、なんというか精神的に無敵モードだったので圧倒的な戦力差で押し切った感が凄かったです。