簡単なあらすじ
本作では4人の主人公の視点で動きます。
一人目 金貸しの秋山。二人目 真島の兄弟分である冴島。三人目 刑事である谷村。そして四人目が龍が如くの顔役、桐生一馬です。
それぞれが違う視点で動きますが、最終的には本作から25年前の冴島の事件、そして本作から5年前である、龍が如く1の「消えた100億」の事件が絡み合って、全員が神室町に集まります。
感想
龍が如く4 PS3版の移植
龍が如く3と同じく移植版である本作。
ただ、3の時に比べると映像はかなり進化していると感じました。
UIなども目に見えて綺麗になっていますし、同じPS3のゲームでも一気にグラフィックが向上したのだと感じました。
秋山編
神室町の金貸しで、一見桐生とは無関係に思えて、実際には合ったこともないようですが間接的に桐生と関わっていたみたいです。
龍が如く1で最後に錦山が爆破したミレニアムタワーからのお金の雨で再起した人物。
ここからどのように桐生と関わるのだろうか?と最初は思っていました。
バトルは足技主体のスピード勝負といった感じで、個人的には桐生の次くらいに使いやすかったです。
冴島編
真島の兄弟分である冴島。このキャラの存在は龍が如く7と0で知っていましたが、本作では主人公に昇格していたようです。
最初は沖縄の刑務所から始まり、とある男に脱獄を提案されます。最初は知らないキャラだと思いましたが、名前をよく見ると浜崎でした。(龍が如く3の登場人物)
浜崎は龍が如く3では大物感が凄まじかったが、最終的に知らんうちに勝手に落ちぶれていたキャラでした。龍が如く3の最後で桐生を刺したのですが、そんな相手が刑務所で冴島に脱獄の誘いをした時は「あ、こいつ絶対裏切るな」って思ったのですが、最後の桐生の心が響いたのか、最後まで冴島を助けてくれました。
久しぶりにいい意味で予想を裏切ってくれて嬉しかったです。
そして神室町で再開した兄弟分である真島。本作では珍しく真島兄さんがはっちゃけていないのも違和感がありました。
バトルスタイルは典型的なパワータイプ。インファイト以外には若干戦闘が厳しかったです。
谷村編
刑事である若者の谷村。自分の父親の死の真相を知るために事件に関わっていきます。
最初は不良警官かと思ったのですが、自分なりのポリシーを持って正義を行うといった形は、伊達さんに似ていると思いました。
あと、キャラ性に似合わず多言語もペラペラなのが少しインテリな感じでギャップありました。
戦闘スタイルは敵の攻撃をさばき攻撃するといった少し特殊なタイプの戦闘方法でした。
ハマれば強い気がしましたが、乱戦になると割と大変でした。(後ろから攻撃されると受け流しも無理だったので)
桐生編
龍が如くの顔でもある桐生一馬。
桐生編が始まるまでは、今回の事件は桐生はまったく無関係だと思っていました。
しかし、その事件は龍が如く1の時代の事件。つまり桐生の兄弟分でもある錦山のかかわった事件でもあります。
そして桐生は久しぶりに沖縄から神室町へと行きます。
そして他主人公たちと合流することになりますが、その時に秋山と谷村が桐生とバトルすることになりましたが、その時に思った私の考えがこうです。
「秋山!谷村!あかん!マジあかん!その人ガチでヤバいから!金貸しと警官がかなう相手じゃないから!一人でヤクザの組を壊滅させたり、素手で虎を倒したりできる化け物だから!」
っと、他主人公もプレイしていたこともあり、そんな感想を思い浮かべました(笑)
そして陰謀渦巻く取引に参加しますが、最終的に相手が、「こっちまで来い。部下たち待機させてるけれど、屋上までこれるよね?」と言ってきました。・・・あ、死亡フラグだ。っと思いましたね。
桐生にこの提案する敵はだいたいいつもアホみたいにビビりますから。
桐生は陰謀系にはめっぽう弱いですが、こと力で解決できるシチュエーションになったら桐生は敵なしの伝説の男です。
最終章
主人公全員が集まり、最後の敵へと挑みます。その時の黒スーツで並び歩いてく姿が凄まじくカッコよかったです。
そして最後の舞台でそれぞれが因縁の相手と最後の闘いを行いました。
秋山は新井という、自分が目をかけていて、裏切られた相手と男同士の喧嘩を。
冴島は城戸という、自分が背中を押したことにより道を外れた男と喧嘩を。
桐生は堂島大吾と、灸をすえるような喧嘩を。
そして最後に谷村が宗像という、警視庁副総監を殴るために戦いました。
秋山、冴島、桐生の闘いは余裕でした。特に桐生は他主人公と比べても頭一つとびぬけて強かったです。
しかし最後の谷村の闘いが一番きつかった。
宗像自体は雑魚でした。近づいたら逃げて行って、遠くに離れた時にだけ銃で攻撃してきたので。
しかし宗像を守っている部下たちが四方八方から襲い掛かってきたので、谷村の戦闘スタイル的にも乱戦が厳しかったのでとにかく時間がかかった。回復アイテムも買っておいてよかったです。
龍が如く0の時も桐生と真島の二人の視点で進めていましたが、今回は4人だったので複数主人公ではなく桐生無双がみたいんじゃ!って人には合わないかも?と思いました。
まぁ私は一つの映画を見ている感じでプレイしているので特に気にはなりませんでしたが。