感想
これこそ、RPG代名詞、ドラゴンクエスト
ドラクエといえば、日本人の誰もが知っているRPGの代名詞ともいえるゲームです。
本作は、1988年に発売したドラクエ3のリメイク作品です。
HD-2Dという、ドット絵と、3DCGを融合した作品で、3Dが主流の今では、2Dはどうなの?と思っていたのですが、これがなかなかに面白い。
時代を超えても名作は名作というのを感じました。
メインストーリーはボイスあり
正直、これが地味に驚きました。ドラクエといえば、ボイスなしで進むタイプだと思ったのですが、メインストーリーはすべてボイスあり。
わりと驚きました。
リメイク版では「まもの使い」が追加
ドラクエでは当たり前になった転職システムですが、当時、ドラクエシリーズでは無印ドラクエ3から始めて転職システムが出たとのこと。
そしてリメイク版では「まもの使い」が追加。
この「まもの使い」ですが、全キャラ一度は確実に転職しておくべき職業でした。
主に、以下2つが強すぎた。
・ビーストモード:しばらくの間、二回行動できる
・まもの呼び:仲間のまものを呼び、4回攻撃
はっきり言うと、この二つの技だけでラスボスゾーマを倒せると思います。
「ビーストモード」は言わなくてもわかると思いますが、シンプルに2回行動が破格すぎる。(ただし、はぐれモンスター50体仲間が条件)
そして「まもの呼び」ですが、これは仲間にしたはぐれモンスターの数によって、威力が変動するというもの。全まものを仲間にしたら、「まもの呼び」だけで、一回で600~700は余裕で与えられます。
つまり、ビーストモード→まもの呼びってすれば、1ターンで1キャラ1200以上のダメージ。
この威力をだすにはバイキルトなどで底上げしたキャラで攻撃するくらいしか思い浮かばないです。
ちなみに、転職の時にも非常に強かったのが、「まもの呼び」です。
これはレベルに関係なくはぐれモンスターの数で威力が上がるので、レベル1のキャラでもレベル99のキャラでも「まもの呼び」の威力は変わりません。
ありとあらゆるタイミングで使えるこの二つの技だけで、「まもの使い」は一回は通っておくべきだと思いました。
プレイ時間は一般的なRPGの範囲内
私のプレイ時間などを記載すると以下です。
ストーリークリア時点
・プレイ時間:29時間
・主人公レベル:44
裏ボスクリア時点
・プレイ時間:50時間
・全キャラレベル:99
まずストーリークリアまでは、寄り道しなければもう少し短い時間でクリアできると思います。私はおもいっきり寄り道しまくりましたので、そこそこ時間かかっていると思います。
裏ボスクリアは、とにかくストーリークリア後にレベル上げをひたすらやっていてそれでプレイ時間が長くなったのだと思います。
特にこだわりがなければルックスBがおすすめ
本作では性別という言う言い方ではなく「ルックスA」が男キャラ、「ルックスB」が女キャラとなっています。
ドラクエ3では、性格が非常に重要です。
そして、優秀な性格に「セクシーギャル」というものがありますが、当然ですが、男キャラはその性格になれません。
後ほど、最終パーティを育てるときに泣きを見ないためには、ルックスBで統一するのがおすすめです。
あと、シンプルに装備できる服などがルックスBのほうが多かった気がします。
性格の変更手段が豊富
本作では、本を読んで性格を変えるほかにも、アクセサリーを装備している間だけ性格を変えることも可能。
アクセサリー類はかなりの量が手に入ったので、好きな性格に簡単に変更できたのが本作の嬉しかったところです。
パーティ
ストーリークリア時点
バランスの良いパーティ編成にしました。
ガンガンいこうぜ、では、主にまもの使いの技である「まもの呼び」ばかり使っていましたが、ほかの技があまり使われず残念でした。(めいれいさせろ、の時にしかほかの技使ってなかった印象)
勇者(主人公)
序盤はメインアタッカー。後半はもっぱらベホマズン要員として活躍していました。
攻撃技も強いのですが、それよりも仲間たちが圧倒的に強かったので、サポートばかりしていました。
武道家
初期性格:セクシーギャル
転職順序:盗賊→まもの使い→賢者→武道家
すばやさを挙げて、最終的にはクリティカルアタッカーとして活躍するように考えました。
「タフネス」や「ごうけつ」などの性格にもチマチマ変えてました。
賢者を経由したのは、サブヒーラーとしても活躍できるかな?って思って経由したのですが、最終的には、物理一択で戦っていました。
戦士
初期性格:タフネス
転職順序:まもの使い→商人→戦士
力こそすべて。魔法なんていらないって感じのキャラクリエイトでした。
HPが高いので、一番生き残るキャラでもありました。
賢者
初期性格:きれもの
転職順序:魔法使い→まもの使い→遊び人→賢者
本パーティのメインアタッカー。
今回のドラクエ3リメイクでは、通常戦闘で魔法を使っても問題ないくらいに豊富なMPだったので、かなり強かったです。
さらに、中盤から後半くらいにかけて、「やまびこのぼうし」をゲットしてからが最強すぎた。
「やまびこのぼうし」は魔法を唱えると、2回発動するというもの(2回目の発動はMP消費なし)
例えば、ビーストモードの状態で「やまびこのぼうし」を装備した賢者が魔法を使うと、合計4回発動することになります。
雑魚敵はイオナズンやらマヒャドなどで一層できました。
ストーリークリア後
賢者×2、盗賊×2の運用。
通常戦闘では賢者×2の圧倒的な魔法連打で壊滅させ、
ボス戦では、開幕に全員ビーストモード。その後、バイキルトなどの補助魔法を使った後、
賢者二人でラリホー&メタパニをそれぞれ4回(やまびこのぼうしで2回、ビーストモードで2回)行い、相手を状態異常に。
あとは盗賊×2でヒュプノハントで大ダメージ4回(はやぶさの剣で2回、ビーストモードで2回)という流れで一気に倒し切りました。
しんりゅうで3ターン、グランドラゴーンで20ターンで、この戦法で倒し切りました。
賢者(新キャラメイク)
初期性格:きれもの
転職順序:魔法使い→まもの使い→遊び人→僧侶→賢者
勇者を外せるようになったので、賢者に交代。
勇者もベホマズンが使えたり、結構優秀なのですが、ビーストモードが使えなかったり、転職できないのでステータスも低めなので、新しくキャラメイクして交代。
主人公と同じ名前にしたので、イメージ的には勇者を引退して新しく冒険者になった感じで育てました。
まもの使いを経由させた後は、ひたすら魔法特化の性能になるように転職しつづけました。
盗賊(元、武道家)
初期性格:セクシーギャル
転職順序:盗賊→まもの使い→賢者→武道家→戦士→盗賊
武道家で「必殺必中」を覚えた後に、戦士に転職して、一通り技を覚えた後に盗賊に転職。
盗賊はヒュプノスハントという技を覚えるので、採用。後半に調べたところ、こちらの技が最強クラスと知ったので。
武器ははやぶさの剣を装備。
盗賊(元、戦士)
初期性格:タフネス
転職順序:まもの使い→商人→戦士→武道家→盗賊
武道家に転職して「会心必中」を覚えさせます。メタル狩り用に。
そのあと、盗賊に転職。転職理由は上記と同じです。
武器ははやぶさの剣を装備。
賢者
初期性格:きれもの
転職順序:魔法使い→まもの使い→遊び人→賢者→魔法使い→賢者
賢者については、一度、魔法使いを経由させて、魔法火力を高めたあとに、再度賢者になりました。
やはりRPGの大御所、ドラクエのクオリティはすさまじいです。
ものすっごく面白かった。