grep検索とは
めちゃくちゃ簡単に言うと、ファイル内の特定の文字列に一致する場所を検索する機能です。
具体的に説明します。
検索文字:テスト
ファイル構造&入っている文字列:
・ファイル1.txt:これは本番用データです。
・ファイル2.txt:これはテスト用データです。
grep検索を実行→ファイル2.txtに「テスト」という文字列が入っているので該当。
簡単に言うとこんな感じです。
これって何に使えるの?って思うかもしれませんが、まず基本的にはプログラミングなどに使用します。
しかし日常生活においても、特定の文字が入っているテキストファイルを探すときなどに使用するなど、地味に活躍の場があるので、パソコンを使用することがある人は覚えておいて損はありません。
(私など、しょっちゅうあの文言の入ったファイルどこいったっけ?って探しています。)
具体例
私の知る限り、一番簡単な方法はサクラエディタを使用したgrep検索です。今回はそれをベースに説明します。(大半のIDEでgrep検索が使用可能だと思いますので、IDEを使う人は別途調べてください)
例フォルダ
以下フォルダ1,フォルダ2にそれぞれ以下ファイルを置いています。
・ファイル1.txt:これは本番用データです。
・ファイル2.txt:これはテスト用データです。
実行方法
1.サクラエディタを起動して「検索」→「Grep」(もしくはCtrl+Gでも可能)
2.検索条件と、フォルダを設定。あとは「サブフォルダからも検索する」にもチェックして検索実行
3.検索結果が表示されて、どのファイルに該当文字が入っているかがわかる。
4.位置を知るだけならばこれで完了です。
また、サクラエディタですと、該当文字のある行(今回の場合は上記11行、12行の文字)をクリックすると、該当ファイルの、該当文字の場所まで移動してくれます。
grep検索は地味に日常生活においても使える機能なので覚えておくと色々と役に立ちます。
また、応用編として正規表現での検索というものもありますが、
これは少し難しいのでまた後日。