Key 25周年

まず初めに

皆さんは、Keyというゲーム会社を知っていますでしょうか。
オタクならば、ゲーム会社の名前を知らなくても、ゲーム名、ゲーム内の音楽などが非常に有名なので、聞いて事があるかもしれません。

かくいう私も、初めて自分で買ったノベルゲームはPS2のAIRでした。
ノベルゲームにはまだ慣れておらず、深夜のくっそ暑い夏休み中に、部屋の中でひたすらプレイしていた記憶が今でも思い出せます。

今年で25周年とのことなので、私のプレイした、もしくはアニメなどを見たこのある作品を発売日順に紹介していこうと思います。

プレイor視聴したことのあるKeyゲーム作品

Kanon

雪国での高校生の物語。
普通の日常オンリーのストーリー、刀を使って敵と戦う少女のストーリー、そしてメインとなる、あゆという少女とのストーリー。
全体的に見たら他の作品と比べたら設定のインパクトは弱いですが、安定して文章が落ち着いて楽しかった印象があります。

AIR

夏の田舎での話。
主人公は流浪の青年。ある目的のために、自身の能力、人形を少しだけ動かせる能力で金を稼いで旅をしているのですが、そこでメインヒロイン、観鈴(みすず)と出会い、ストーリーが始まります。

ヒロインたち全員がそれぞれかなりキツイストーリーがありますが、泣きゲーとして今も色あせない作品であるのは間違いありません。
また、OPでもある「鳥の詩」は、今もオタクたちに絶大なる人気を誇っている歌でもあります。
初めてやったノベルゲームだけあって、今でも余裕でストーリーを覚えています。
アニメも全話見ました。

CLANNAD

家族をテーマとした作品。
最初は主人公はドロップアウトした高校生から始まります。
メインヒロイン以外にも多くのヒロインがいて、攻略キャラが非常に多いです

そしてメインヒロインである渚編では、結婚して、子供が生まれる所まで描かれます。
主人公の父との確執。渚の家族との関係。渚との子供である汐(うしお)との関係。
全体的に家族とは何か、というものを考えさせられるストーリーでした。
ギャグはかなり多めで、尚且つシリアスなストーリーは今までの作品と同じく感動させられました。

CLANNADの別ルートとして「智代アフター」というゲームも出ています。もちろんプレイ済みです。

リトルバスターズ！

友情をテーマとした作品。
主人公や仲間たちは全寮制の学校で寮生活を送りながら日々を過ごします。
しかし、少しずつ状況が変わっていき、色んなキャラのストーリーをクリアしていき、似たような、しかし確実に何かが違うストーリーが何度も続き、最終的に何度も何度も、同じような時間を繰り返している事がわかります。
主人公や、鈴が成長していき、最後には兄貴分の望みすら超えた、本当の意味でのグッドエンドへとたどり着きます。
すべてクリアした時は、数週間は他のゲームや、アニメなど手が付かないくらいの達成感がありました。
本作は「リトルバスターズ！エクスタシー」という、無印版のボリュームアップ版や、「クドわふたー」というヒロインの一人であるクドリャフカをメインとした別ストーリーもあります。

アニメ版も非常にクオリティが高くて良かったです

Rewrite

今までの作品に比べて、バトルが非常に多い作品。

主人公自体が異能を持っていて、登場人物たちも様々な異能を持っています。
主人公が持っている能力はリライト能力。自分のあらゆる力を上書きすることができます。
これだけ聞けば、非常に強い能力に思えますが、命を削り精神を削り、肉体の形状が変化したりなど、良い事ばかりではありません。
そんな能力を持った主人公が、様々な勢力として行動する作品です。

ちなみにアニメ版もありますが、ゲーム原作勢から見ても、「なにこれ、知らん。こわ」ってストーリー展開でした。個人的にはアニメ版もかなり好きなストーリー展開でした。

Angel Beats

アニメ作品です。
全13話と短い作品ではありますが、Keyらしいストーリー展開で、ギャグやシリアスがちょうど良い感じで非常に見やすかったです。
また、本作メインヒロインの奏は、天使と呼ばれていて（良い意味ではなく、敵対者として天使と呼ばれてましたが）、この奏の存在が、後にネットでよく見る「天使ちゃんマジ天使」の元となります。

後述しますが、ヘブンバーンズレッドにもコラボキャラとして出てきます。

ヘブンバーンズレッド

2022年2月から始まったソシャゲの一つ。

最初はKeyの作品と知らずに、絵が綺麗だったのでリリース初日に初めて見たのですが、なんか見たことのある話の持って行き方というか、ストーリー展開がものすっごく上手かったので、プレイ一日目に改めて調べたらKeyの作品じゃないか！っと気が付いた次第です。

最初の頃は、イベントも含めてソシャゲのゲームとしてストーリーをどう落とし込むのかって感じで結構ストーリーがぶれていたりもしましたが、一年もたつ頃にはだいぶソシャゲのストーリーとして確立されたと思います。

実際、ストーリーは面白いし、バトルは面白いしで、ずっと続けているゲームですので。