【劇場版】ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 星なき夜のアリア

前作

大まかなストーリー

アインクラット第四層のボス戦からスタート。
前作が1層攻略までだったので、2層、3層の攻略を飛ばした状態でのスタートとなります。
そして5層のボス戦を、色々あって、キリト、アスナが中心となり、少人数でボス攻略することになる。といった話。

感想

・プログレッシブ原作読んでいないとついていけない部分があった。
私は原作読んでいたから、2~4層でどういうイベントがあったかなど、把握しているのですが、知らない人からしたら、会話の途中で明らかに2~4層の間にあった話しされても意味不明なのでは?と思いました。
原作を読んでいるものとしては、原作で出てきた設定などがところどころ散りばめられていたので、原作2巻~4巻を読んだ後に見るのが一番ハマりやすそうと感じました。
まぁ、少し気になる程度だったので、初見さんでも十分楽しめる内容だったとは思います。

・オリジナルキャラ ミトの立ち位置
てっきり攻略組のどこかのパーティに入っているものだと思っていましたが、一層ボス以降はボス攻略にも参加していないソロプレイヤーという立ち位置になったみたいです。
アスナとも会っていなかったらしく、本作で久しぶりの再会。
また、キリトとも初めて会話しておりました。
最終的にはボス戦にも参加してくれて、SAOでは珍しい鎌使いとして活躍してました。

・アルゴの戦闘
私の記憶にある限りは、原作ではほぼ戦闘描写がなかったアルゴですが、本作ではボス攻略で凄まじい戦闘能力を発揮してくれました。
情報屋としての側面が強いですが、普通に戦闘も可能(速さだけで言ったらアスナよりも上)

・ラフコフメンバー数人が登場
現時点でラフコフのギルドが作られているわけではなかったですが、後にSAO最悪の集団となるPK集団ラフコフのメンバーが何人か出てきました。
リーダーであるPoH、そして後のメンバーであるジョニーとモルテが出てきました。
ジョニーとモルテは雑魚感が凄かったですが、さすがにPoHは存在感が凄かったです。あのキリトとアスナが簡単に後ろを取られるくらいですから。

・大人たちが相変わらず「大人」になっていない
キリトってこの時点でまだ中学生なんですよね。そんな中学生が考えた悪役のやり方に、馬鹿な大人たちが理解していないのが非常にイライラしました。理不尽に中学生を罵倒するとか、とても社会人とは思えない。といってもこれもある意味リアルな反応ともいえるかもしれない。
世の中には、「大人」になり切れていない精神が「子供」な人間だっていくらでもいますしね。
SAO作品の大人って、キリトの周りにいる人間(エギルやクラインなど)以外は基本馬鹿なんです。

・キバオウとの関係
プログレッシブではない普通の原作の方ではそこまでキバオウとの関係が書かれていなかったですが、プログレッシブではキバオウとの関係も色々と書かれています。
キバオウ個人としてはキリトのことを気に入らんのは確かですが、実力や考え方は認めているなど、中々に屈折した考え方の持ち主。
ラフコフのジョニーがキリトとアスナを殺してレアドロップ奪え!とか言った時も、キバオウが率先してブチ切れて止めてくれるくらいには常識を持っている様子。
直情的な人間ではありますが、筋を通したらある程度は認めてくれるって意味では、モブ大人たちとは違い、ある程度「大人」なんだと感じました。

・キズメルが出てこなかった。
プログレッシブ原作では度々出てくる準レギュラーともいえるNPCのキズメル関連のイベントがすべて抜け落ちていました。
まぁ登場が3層っていうのもあるのでしょうが。その代わり、わかりづらいですが温泉のある村が明らかに黒エルフの村だったので、イベントは進んでいるようです。

カトラス
カトラス

プログレッシブ原作は現在8巻。このペースで行けば次の映画くらいで追いつきそう。
原作もアニメ映画も楽しみにして待っています。


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