【アニメ】86―エイティシックス―

どんな物語か?

まず雰囲気を一言でいうと、めっちゃシリアスな戦争物の作品です。
適度にコミカルなやりとりはありますが、シリアス9,コミカル1といった感じのアニメでした。
サンマグノリア共和国という国で、人権を剥奪され「無人機」として戦わされるエイティシックスと呼ばれる銀髪銀目以外のすべての人種の物語。
とにかく軍上層部はクズですが、それでも誇り高く生きようとするエイティシックスたちの強さ、アニメならではの戦闘描写、シリアスシーンでしっかりと感情移入させてくる描写。
とにかくアニメ自体が高クオリティの塊という印象を受けました。

このストーリー、例えるなら地雷原でタップダンスを踊っているかのような、圧倒的な死亡フラグの数々。というか誰が死んでもおかしくないといったストーリー展開に常にハラハラしてみていました。
ちなみに一話の時点で出てきたエイティシックスはほぼ亡くなります。最初は数十人いたのに、最後は5人だけになりましたしね。

機械での戦闘だけでなく「異能」と呼ばれる特殊能力をもった人物も出てきます。
主人公であるシンもその一人で、敵無人機 レギオンの声が聞こえる異能。
異能は常時発動型で、寝ている時ですらレギオンの声が聞こえると言うマイナスにもなる異能。
他にも原作では色々な異能が出ています。アニメのストーリーの時点では2つしか出てこなかったですが。

アニメを見終わった後

当然のように原作を購入しました。
アニメでは原作の3巻までのストーリーで、原作では10巻まで出ています。
原作3巻まではまさに序章といった感じでした。4巻から一気に世界観が広がったので、これからアニメ続編が出るのが待ち遠しいです。

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