【漫画】何度、時をくりかえしても本能寺が燃えるんじゃが!?

簡単なあらすじ

天正10年、本能寺。明智光秀の手により織田信長が死にかけていた。
そして信長が死んだとき、不思議な空間で、クマのヌイグルミみたいなやつが目の前に現る。そのクマは言った。

「やりなおしさせてやる」

次に信長が目覚めた時、それは過去の世界。とある評定の場。混乱しながらもその場で明智光秀を問い詰めて、その場で切ってしまう。これで本能寺は燃えない!そう思った次の瞬間、再び本能寺に。
誰が攻めてきてるのか。次は柴田勝家でした。

柴田勝家「見つけたぞ 馬鹿殿ぉぉぉぉ!!!!」

そして再び本能寺で殺されて再び戻る。いわゆる「死に戻り」。
信長が本能寺で死ぬ運命をなんとか変えようと、繰り返しやりなおす物語。

感想

本作品の信長はめっちゃクズです。
普通に部下のことを道具のように扱ってるし、田舎者をあざ笑ったりしてるし、昨今よくある、実は信長は日本を統一して平和にするために、自ら悪役になった!などの価値観もない、非常にクズです。
そんな信長が、やり直すたびに、何故裏切られたのか、何故敵に攻められているのかを理解していき、やり直すたびに色んな世界線の本能寺に飛ばされる。そんな話。

物語は一貫してギャグ調で進んでいき、信長自体が無自覚ないじめっ子な性格をしているので、地雷原でタップダンスを踊るかの如く、相手の地雷を踏みぬいて裏切られていきます。

勢いが非常に強いギャグを読みたい人と、織田信長の活躍した時代の歴史が好きな人にお勧めの漫画です。

既刊5巻とまだ少ないですが、非常に気になる仕方をして終わったので続き読むの確定です。
(色んな地雷を上手いこと回避したと思ったら、また本能寺で燃えてるし)

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