感想
クラス転移物のなろう小説
なろう小説だとよく見る、クラスメイト全員が転移物のストーリーとなります(有名どころだと、「ありふれた職業で世界最強」とか)
主人公の能力は「コンビニ」。呼び方は「コンビニの勇者様」です。
・・・うん、コンビニで戦うの?って皆さん思うじゃないですか。戦うんですよ。コンビニで。
コンビニ能力の闘い方
もちろん基本的な能力はコンビニを召喚する能力ではあるのですが、コンビニに銃火器がついたり、ドローンが追加されたり、して、「それってコンビニ?」と首をかしげる部分もありますが、中々に最強っぷりを見せます。
ちなみに序盤の最強技は、上空からコンビニを召喚して純粋なコンビニの重量で攻撃する技だったりします。(確かに重量=力だと思いますが)
正しい意味でのコンビニの使い道。そして不思議なパワーアップ
コンビニの能力は当たり前ですがコンビニの商品を店舗に並べて購入というものがスタンダートな能力になります。
レベルアップすることにより商品が増えたり、コンビニ関係ねーじゃん!ってホテルやレジャー施設増設など少しずつ能力がチートになっていくのが凄く面白かったです。
しかも、このコンビニ能力、対価が一切ないのがチートなんですよね。大半の作品では、異世界のお金を使ったりして商品を入荷とかするのですが、本作では無限に入荷が可能。(この無限というのが、本作で問題になるのですが)
名前からスローライフ系かと思いきやがっつりバトル系
コンビニ能力から、スローライフでクラスメイトにざまぁするのかな?って思っていたのですが、ストーリーの序盤の、なろう名物、追放ストーリーを経て最強になり、一気に最強になります。
そして常に事件の渦中にあり続けて、否応なしに戦いに巻き込まれていくんですよね。
さらにパラレルワールドの存在など、わりとプロットがしっかりとしている印象を受けました。
原作なろう小説
個人的にはかなり好印象なストーリー展開でした。
まだまだ終わりが見えないので、これからも楽しんで読んでいきたいです。