【なろう小説】狂乱令嬢ニア・リストン

感想

漫画からドハマりしてしまった作品

よくあるWEB広告で面白そうだと思って調べて読んでみました。
すると、凄まじいほど面白くて、漫画を読み終わったらなろう小説を一気読みしてしまいました。

死ぬ直前だった幼い幼女、ニア・リストンの体に、過去の英雄の魂を入れられて、その英雄が自力で復活してからが物語がスタートします。

すでに元のニア・リストンの魂は消えてしまっていて、過去の英雄の魂だけが残った状態。そんな、ニアが、ファンタジー世界を生きていく物語です。

魔法あり、気ありのファンタジー舞台

召喚術やら魔法やらファンタジー要素がたくさんありますが、ニアが強すぎてすべてが前座にすらなっておりません。
この主人公のニア、凄まじく好戦的です。物理でどうにかなる荒事には自分から首を突っ込み。
常に拳を振るえる機会を今か今かと待ち望んでいる感じでした。

一度敵認定されたら相手が可哀想になるくらい理不尽の塊となるニア。
魔法は拳で倒して、毒などの搦手も全く効かない。機械兵もオモチャ扱い。
「もう、コイツがいればすべて解決じゃないか」と、某メカクレチート呪術師みたいな評価を受ける最強存在です。

ユーチューバーみたいな要素あり

ニアのいる国では魔道技術によって映像を届ける技術を押している国で、それを外交に使ったり、ニアなどが主役として出て、色んな番組を取るというもの。
テレビ技術というよりも、ユーチューバーみたいな存在である、というのが一番しっくりと来ました。

ニア自身の恋愛は一切なし

女主人公系のなろう小説だと、やはり男性キャラと良い感じになる物語も多いのですが、
この作品ではメインキャラの恋愛要素はほぼなし。ただひたすらニアが色んなトラブルを発生させて首を突っ込むのを楽しむといった作品だと感じられました。

最終的に、ニアに入った英雄の名前はわからず

なろう小説はすでに完結しています。
しかし最後まで行っても、ニアの元となる英雄の名前はわかりませんでした。
ただ、生前は神相手に喧嘩を売ったり、聖剣、魔剣を壊しまくっていた、色んな魔獣を倒していたなどの武勇伝があったので、かなりヤバいレベルの存在であったことは確かです。

個人的にはまだまだ連載続けられるだろうという作品だったのですが、そこは作者の一つの区切りだったのでしょう。とにかく、最終話まで一気に読み切りました。

カトラス
カトラス

ひっさしぶりにドハマりした作品でした。非常に面白かった。

タイトルとURLをコピーしました