感想
ポケモンレジェンズ最新作
通常のポケモンとは同じ世界線でありながら、別の楽しみを提供してくれるPokémon LEGENDSの最新作です。
前作では、大自然の中でのポケモンとの弱肉強食といったようなテーマに感じたのに対して、本作では町でのポケモンとの共存といった感じでした。
何が凄いって、ミアレシティという舞台から、一切移動せずに街中だけで完結しました。
前作同様、ポケモンから襲われたりもしますが、ワイルドエリアというポケモンが襲ってくる場所から簡単に逃げれたり、前作の、一度大自然に行ったら、周り全てが敵!って感じとは違って少し安心感がありました。
本作では町から一切出ませんが、その分屋上に上って移動だったりとかなり自由度は高く感じました。
キャラが全員濃い
通常のポケモンですと、ジムリーダーが8人いたり、色んな町を渡り歩いたりするので、言い方が悪いですが印象が薄い人も結構多いです。
しかし本作では街中でのストーリーなので、それぞれの主要キャラのかかわりが多く、さらにそれぞれがかなりキャラが濃いので、「こんなやつ、一度見たら忘れないだろう」ってキャラが多かったです。
配信者が居たり、ヤクザらしき存在が居たりなど(笑)
通常のポケモンとはまた違った視点の技の数々
通常のポケモンはターン制ですが、Pokémon LEGENDSではリアルタイムでバトルが進むので、棒立ちだと一瞬で死にます。
そしてリアルタイムで進むからこそ、今までのポケモンとは違った視点の技が多かったです。例えば不遇だった技が非常に強く感じたなど。
通常のポケモンではわからなかった、「技自体がこういう仕組みなんだ」ってのがわかるのが本作でした
- 「そらをとぶ」「あなをほる」などの数秒かかる攻撃
通常ポケモンだと、1ターン後に攻撃というものだったので、基本はポケモンを入れ替えたり、そもそも先制取れないと一撃で倒されて意味なかったりなど、中々に不遇だった攻撃でした。
本作では、「そらをとぶ」「あなをほる」などを実行すると相手の攻撃が効かない場所に移動してから、相手がいる場所にダイレクトアタックするので、攻撃を当てやすい&相手からのダメージが食らいにくいというメリットのある攻撃でした。 - 「どくどく」などの状態異常
状態異常系がかなり強く感じました。たとえば「どくどく」を敵に与えて逃げ回ったりすると、数秒で相手は死にます。
なので、本作では有名な戦法ですが、「どくどく」を与える→ポケモンをしまってトレーナーが逃げまくるって戦法が非常に強力でした。 - 範囲攻撃系が敵が多いときに有効
「じしん」などの範囲攻撃系が、本作のポケモンと非常にマッチしてました。
本作は、どうしても1体vs多数の戦いが多かったので、「じしん」などの周りに攻撃を与える攻撃が物凄く強く感じました - 突進系もかなり強い
「たきのぼり」「ドリルライナー」など、相手に突進する攻撃系が、範囲が広いのと、攻撃可能までの時間が短いのでかなり強かったです。
メガシンカすると一気にステータスが跳ね上がる
本作ではメガシンカがあります。進化できる時間は短いですが、その分、ステータスは爆上がりしました。
あと、敵がメガシンカしてきた場合はレベル低くても要注意って考えてました
使用ポケモン
基本的に最序盤で手に入れたポケモンをずっと使い続けてました(愛着がわいてどうしても変えれなかった)
メガニウム
タイプ:くさ(メガシンカ時は、くさ・フェアリー)
メガシンカ進化後のステータス:とくこうが大幅上昇して、1.5倍くらいのステータスになります(具体的にはとくこう280だったのが、メガシンカして420になったりなど)
本作御三家の一角。私は御三家はくさタイプを選びがちですが、本作でもくさタイプを選びました。
ステータスはぼうぎょ、とくぼうが高い、完全な防御型。他の御三家に比べて攻撃力は高くないですが、本作では防御力がかなり重要なので、「やどりぎのたね」や「ギガドレイン」などを敵に与えるとすさまじい生存能力を発揮します。特にメガシンカポケモンに対してものすごく強かったです。
使用技は以下。とくしゅ攻撃特化で組みました。
| ギガドレイン(くさ) | エナジーボール(くさ) |
| マジカルシャイン(フェアリー) | だいちのちから(じめん) |
サーナイト
タイプ:エスパー・フェアリー
メガシンカ後のステータス:とくこう、とくぼうが大幅上昇します。つまり立ち回りは通常状態と変わらずシンプルな強化になります。
「ふしぎなおくりもの」でサーナイトナイトと一緒にもらえるラルトスの最終進化系(もちろん、街中でも出現しますが、最短で手に入れたって意味です)
絵にかいたようなとくこう、とくぼう特化の特殊攻撃専門家といったステータスになっています。しかし物理へはめっぽう弱いので、基本的に遠くから攻撃するように立ち回らないと一気にHPが減っていきます。しかし本作では遠距離だからこその強みっていうのが多かったので、非常に活躍してくれました。
うたれ弱さは「ドレインキッス」のHP吸収などである程度補えました。
使用技は以下。とくしゅ攻撃特化です。
| マジカルシャイン(フェアリー) | ドレインキッス(フェアリー) |
| 10まんボルト(でんき) | サイコキネシス(エスパー) |
ギャラドス
タイプ:みず・ひこう(メガシンカ時は、みず・あく)
メガシンカ後のステータス:こうげき、ぼうぎょ、とくぼうが上がり、打たれ強く、火力も高くなり安栖。
最序盤のワイルドエリアで、固定で出てくるおやぶんコイキングを育てたギャラドスです。とくこう以外のステータスが軒並み高く、打たれ強く、攻撃力が凄まじく高いアタッカーとして重宝しました。
戦法はシンプルに相手の懐に入り、高い攻撃力で制圧するというものでした。とくにワイルドエリアではものすごく活躍してくれました。
使用技は以下。主に攻撃範囲の多い技や使い勝手の良い技で組み合わせました
| たきのぼり(みず) | こおりのキバ(こおり) |
| じしん(じめん) | とびはねる(ひこう) |
デンリュー
タイプ:でんき(メガシンカ時は、でんき・ドラゴン)
メガシンカ後のステータス:とくこうが大幅上昇して、ぼうぎょ、とくぼうも上がります。
最序盤のワイルドエリアで手に入るメリープを進化させました。通常時ででんきタイプオンリーだったので、割と活躍できる範囲が多く常に入れていました。とくにみずタイプや、ひこうタイプ相手にはダントツで強かったです。サーナイトと違い、ぼうぎょもそこそこ強かったので、わりと打たれ強い遠距離アタッカーといった印象です。
使用技は以下。遠距離攻撃特化にしています。
| ほうでん(でんき) | 10まんボルト(でんき) |
| パワージェム(いわ) | マジカルシャイン(フェアリー) |
ルカリオ
タイプ:かくとう・はがね
メガシンカ後のステータス:こうげきが大幅上昇して、とくこう、すばやさも上がります。
弱点自体は多いですが、ステータスが軒並み高いかくとうポケモンです。とくこうも悪くない数値なのですが、私は物理攻撃特化アタッカーとして運用していました。
特に、バトルの先陣を切るとして、威力は低いけれど発動スピードが速い攻撃といった技主体で組みましたので、初手アタッカーとして活躍してくれました。
使用していた技は以下。物理特化、スピード優先です
| インファイト(かくとう) | れいとうパンチ(こおり) |
| バレットバンチ(はがね) | しんそく(ノーマル) |
カイリュー
タイプ:ドラゴン・ひこう
メガシンカ後のステータス:こうげきが下がり、他ステータスは上がります。
ミニリュウから進化させたカイリュー。全ステータスが圧倒的なステータスを誇っています。弱点は多いですが、パーティ内でもメガニウムと同等の防御力があるので、打たれ強く、攻撃力が高いポケモンになります。
ただし、メガシンカは不遇だと感じました。私は物理攻撃特化で組んでいましたが、メガシンカ後はなぜか攻撃撃力が下がり、他ステータスも他ポケモンに比べたら大幅に上がるわけではありません。ただしメガシンカしていない通常状態では、他ポケモンに比べて圧倒的に強かったので、メガシンカ運用はそこまで考えず、通常状態で活躍してもらうようにしていました。
使用していた技は以下。物理攻撃特化で組んでいます
| ほのおのパンチ(ほのお) | つばさでうつ(ひこう) |
| じしん(じめん) | しんそく(ノーマル) |

町から一切出ないというのはポケモンでは珍しく感じましたが、町自体が広くてすさまじく広く感じました。
夢中になってプレイできるポケモンでした。
