感想
シリーズ4作目にして時系列は一番最初
シリーズのナンバリングとしては4となり、4作目となります。
しかし、時系列で考えると、スターオーシャンシリーズの中では一番昔な時系列となっております。
具体的には、この時代ですとまだ、宇宙に進出したばかりで法整備が完ぺきではなく、「未開惑星保護条約」という、スターオーシャンシリーズではお馴染みとなっている法もまだない時代でした。
本作の最後に、主人公であるエッジの経験をもとに、「未開惑星保護条約」がつくられます。
人類の進化についての物語といっていい
最初に言っておきますと、ストーリー自体は賛否両論どころか、はっきりいってそこまで面白いわけでもないと思います。しかしそれを補って余りあるゲームシステムの楽しさでカバーしていた感じ。
星の海を渡り、まだ宇宙という概念がなかったり、過ぎた技術力で身を亡ぼす星があったりなど、いきなり与えられた技術に追いつけず、理解しないまま技術を使うと破滅するというのが、本シリーズでもよく見られる観点だったと思います。
作中において、とある科学者がいってましたが、「人類は自分の力で、君たち(エッジだち)にたどり着くべきなんだ」といった感じの発言をしています。
急激な進化は、常に最高の結果を残すわけではない。そんなことを考えさせられるストーリーでした。
序盤の難易度が凄まじく高め
正直、ここまで難しかったか?と思うほどに序盤が難しかったです。
難易度はノーマルで進んでいたのに、敵の攻撃がヤバい。バフの量がヤバい。などなど。何回もゲームオーバーになりました。
後半は、非常に性能の高い技や、レベルやステータスのごり押しでなんとかなりましたが、序盤~中盤のボスは、頭パーになりながら攻撃しても絶対に勝てなかったので、戦略を組み立てて攻撃するといったように頑張っていました。
すごくRPGやってるなぁって感じて面白かったですがね。
使用キャラ
- メリクル
近接操作キャラとして最も使っていたキャラ。本作では主人公であるエッジがそこまで強くなかったので、中盤で仲間になりメリクルを主体として使っておりました。
スクリュー・スパイク→エクス・クロー連打が恐ろしいほど強かったです。 - レイミ
最初から仲間になるエッジの幼馴染。本作ではクリティカルが重要になるので遠距離操作キャラとして重宝しました。
スキルも覚えるたびに茨音→弦月→荒燕といったようにその時に使える最も強い技に更新してきました。 - サラ
本作最強のヒーラーだと思います。
攻撃呪文をすべてオフにしたら、ちゃんと遠くから状況を見てくれるので(リムルとミュリアは何故か近接攻撃をしていたので)非常に重宝しました。 - ミュリア
サブヒーラー兼、魔法攻撃要員として入れていました。
ヒール要素が不要な場合は、エイルマットと交代など適宜しておりましたが。 - 他キャラについて
エッジ:本作主人公なのに最初から最後までパっとしなかった。
フェイズ:撃たれ弱すぎるので他キャラが仲間になったら速攻スタメン落ち
リムル:序盤の魔法攻撃要員だったが、ミュリアのほうが強く感じたので途中でスタメン落ち
バッカス:色んなバトルで(例えば最終盤のメタルチンケ狩りなど)役割がありました。ただ、遠距離はレイミが強すぎたので、一部使っていただけ、というキャラ
エイルマット:クリア後に覚える「吼竜破」が強かったのですが、メリクルと比べるとそこまでって感じであまり使っておりませんでした。
大昔の自分、よくこんなのクリアできたな。と思いながら頑張ってクリアしたゲームでした。非常に面白かった。