感想
SAO世界の様々なゲーム世界が交じり合った世界でのストーリー
SAOのゲームシリーズといえば、これまで「ユウキやユージオが生存している」独自のゲームオリジナルストーリーが定番でした。
しかし、本作『ソードアート・オンライン フラクチュアード デイドリーム(SAOFD)』をプレイしてまず驚いたのは、「原作の悲劇を辿った後の時間軸」がベースになっている点です。
本作の舞台は、あらゆる仮想世界の過去と現在が混ざり合った「ガラクシア」。 特筆すべきは、登場するキャラクターたちの認識です。
キリトたちがユウキやユージオとの「別れ」を経験した状態で再会するため、これまでのゲームシリーズよりも共闘の重みが違います。かつての敵であるヒースクリフやアドミニストレータ、さらにはオベイロンまでが一時的な協力関係になるという、原作では絶対にあり得なかった「ドリームチーム」が結成されるのが本作の醍醐味です。
様々な戦闘方法
キリト、アスナなどはSAO時代の戦闘スタイル、
リーファ、ユウキなどはALOの戦闘スタイル、
シノン、レンなどはGGOの戦闘スタイル、
ユージオ、アリスなどはアンダーワールドの戦闘スタイル
などなど、それぞれが特徴のある戦闘スタイルで戦います。
時代と作品を超えた「夢の掛け合い」
本作の面白さの半分は、原作では見られなかったキャラたちの交流にあると言っても過言ではありません。
- オベイロンとヒースクリフ: ヒースクリフを「先輩」と呼びつつ皮肉を放つオベイロンと、それを一蹴するヒースクリフ。
- 外伝組との絡み: ヒースクリフを見て「頭の良さそうな人」程度にしか思っていないレンやフカ次郎の温度差。
- 宿敵との対話: 戦場以外で言葉を交わすアドミニストレータとキリトたち。
「もし彼らが同じ空間にいたら、こんな話をしていたのかも」というファンの妄想を、公式が具現化してくれています。
「エモートのみ」の安全なマルチ環境
発売から時間が経っていますが、今でもマッチングがスムーズなのには驚きました。 本作のマルチプレイは「チャット機能なし・エモートのみ」という設計。これが非常に優秀です。
効率重視の安心感: コミュニケーションのコストが低いため、人見知りな人や「効率的に周回したい」という人にとっても安全な設計になっています。
ギスギスしない: 言葉によるトラブルがなく、定型文と身振りだけで共闘感が味わえます。
よく使っていたキャラ
私が攻略において「重宝した」と感じた主要キャラ3名をピックアップします。
レン
戦闘スタイル:GGO
SAOの外伝でもある「ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン」の主人公である小柄なアバターを駆使する小さなバーサーカー。
連射速度の高い銃による攻撃により、立ち回りにさえ気を付ければ物凄いスピードで敵にダメージを与えられるので、非常に重宝しました。
その代わり撃たれ弱いので、敵の攻撃はすべて避けるようにはしたほうがよかったですが。
特にL1を押してからの超高速連射による攻撃が素晴らしかったです。
ユウキ
戦闘スタイル:ALO
ボス戦など、敵の的が大きいときに特に活躍する背水アタッカーでした。
通常戦闘では、前面へ向けての高出力攻撃が印象的で、ALOのスタイルなので空中に飛んでの攻撃も可能。
多数の敵がいるときには強さを感じにくいですが、ボス戦では、敵がダウンしてからのL1実行で自身のHPが削られてからの超高火力は信じられないほどのダメージを与えてくれます。
あと、個人的にSAO世界では一番好きなキャラだったので重宝したというのもあります。
フカ次郎
SAOの外伝でもある「ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン」の登場キャラで、レンのリアルの友人でもあり、相棒とも呼べるキャラ。
通常攻撃がグレネード攻撃で、複数の敵がいるときには素晴らしいほどの活躍をしてくれます。
グレネードの着弾場所が爆発して雑魚ならば吹き飛んでくれるし、自身が操作するでも、味方として編成してサポートさせるでもよかったので、かなり重宝しました。
その他キャラ
その他のキャラについても、触れてみて感じた特徴をまとめます。
| キャラクター | 感想 |
| キリト | さすが主人公。範囲・単体ともに隙がなく、非常に優遇された性能。 |
| アドミニストレータ | 範囲魔法の使い勝手が抜群。広範囲をまとめて焼くのが快感。 |
| タンク陣(エギル、ヒースクリフ) | 高HPで多少の無理が効く。雑に突っ込んでも仕事ができる安定感。 |
| アルゴ | 高機動で動かしていて一番「爽快」。極めれば最強候補の予感。 |
| シノン | 武器変更による汎用性が高い。遠近両方で戦える万能スナイパー。 |
| ユージオ | 氷結による敵の足止めが超強力。サポート枠として必須級。 |
| アリス | スキルが範囲攻撃寄り。乱戦でスキルを回すと敵が消える。 |

SAOの「歴史」を肯定しつつ、新しいアクションの形を提示した一作。
ミッション制でサクサク進められるため、忙しい中でも「SAOの世界に浸りたい」という人におすすめできるゲームでした。
