ファイナルファンタジー15 ロイヤルエディション

感想

シリーズ15作目

ファイナルファンタジーシリーズのナンバリング15となる作品。

渡した常日頃からやっているFF14の一つ先のナンバリングとなります。
本作はPSPlusにあったのでプレイしようとしていたのですが、PS4では毎度おなじみ掃除機のような音が鳴り、やる気が失せたので放置していました。

現在のPS5のスペックであれば十全にできるであろうと思い、プレイを開始しました。

オープンワールド&リアルタイムバトル

ファイナルファンタジーといえばコマンドバトル。そういう風潮も昔はありました。
しかし12や7リメイクなど、リアルタイムなアクションバトルも多くなってきていて、FF15も同じくアクションバトルのバトルシステムとなっておりました。
リアルタイムに4つの武器を変更。さらにシフトブレイクなどのシステムなどで、単一的な攻撃にはなりにくく面白かったです。

また、マップが凄まじく広いです。レガリアという車に乗ればオートで進んでくれるとは言え、レガリアがないときなど、凄まじく移動が面倒でした。
ファストトラベルはありましたが、レガリアがないとできませんでしたし。
ただ、自由度という意味ではすさまじく多かったので、こういうシステムは好きな人は好きだろうなぁって思いました。(私はあまりにも広すぎると萎えるタイプですが)

ロイヤルエディション特典が非常に豪華

宿泊費を半額、ガソリン半額などの地味に嬉しい特典や、
なんといっても一番の特典は武器にあると思います。
最初に装備してから、ついぞ最後までずっと使い続けた装備、「ブーストソード」がぶっ壊れすぎて驚きました。

この装備、初期の時点では攻撃力が圧倒的なのですが、中盤になると、「攻撃力だけ」を見れば、他の武器の方が圧倒的に強く感じます。
しかし、この武器の一番の強みが「シフトブレイクのダメージが5倍になる」というものです。
この武器を使うと余裕で9999ダメージ与えることも珍しくなく、ついぞこの武器以外はあまり使わない状態になってしまいました。
そのため、シフトブレイク主軸の闘いで、MPが切れたら他の武器使ったり、そのままブーストソードで攻撃したりなどしていました。

ストーリー

仲間に女キャラは一切出てこず、なんというか、男子大学生の車旅行のノリっていうのがしっくりきました。
もちろん、ストーリー自体は凄くシリアスなんですが、会話の掛け合いがそういう印象が強かったという事です。

ストーリーは話が結構飛んでいる事があった気がします。まぁファイナルファンタジーシリーズですしね。こういうのはよくあることです。
なんというか、時々ストーリーの前と後が繋がってる?っていう部分があったり、なんか会話に違和感があったりするところはありました。

肉体を鍛えるのでなく、精神を鍛える旅といった印象が強かった

作中で敵も言っていましたが、主人公であるノクティスの戦闘能力は基本借り物だと感じました。
歴代の王の力を集めて力を貸してもらう、武器召喚、神召喚など、色々な攻撃手法はありましたが、こと戦闘技術だけで言えば、基本借り物です。
そのため、途中で武器召喚ができなくなったら一気に弱体化しましたし。

しかし、それを補って、精神を鍛えるという印象が強かったです。
結婚のために他国に行こうとしたら母国が亡ぶ。結婚相手が亡くなる。王の力を手に入れるために10年もの間、閉じ込められるなど。
苦難が来るたびに傷つき、そのたびに前を向くというのが、王としての責務を果たすための旅路だと感じました。

カトラス
カトラス

久しぶりのFFシリーズ(14は日寿的にやっているがあれはオンラインゲームだし)だったのですが楽しめました。

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