空の軌跡 the 1st

感想

軌跡シリーズの始まりのストーリー

軌跡シリーズ1作目となる本作は、2004年6月24日に発売されたようです。
私がこの作品を知ったのは確かPSPだったと思います。

PSPゲーム全盛期だったころに、「英雄伝説 零の軌跡」をプレイして、軌跡シリーズの存在を知りました。
そして、前作があると知り、空の軌跡に手を出しました。
王道ながらもワクワクするファンタジーRPGとして当時は熱中したものです。

文字通り「フルリメイク」となる作品

フルリメイクなだけあって、違う部分、一緒の部分色々ありました。

ストーリー:空の軌跡原作をやったのはだいぶ昔でしたが、それでも大筋のストーリーは一緒だったと感じました。
バトル:フィールドバトルが追加されていて、シームレスにバトルが展開できるようになっていました。ここは黎の軌跡と同じような操作感でした
システム面の向上:ファストトラベルや、リワード機能など、様々な面が追加されていました。

総評として、ものすごくプレイしやすくなった作品と感じました。

グラフィック面の大幅向上

プレイして感じたのは、「グラフィック面の進化」でした。
これは空の軌跡原作からの進化というわけではなく、2024年に発売した「英雄伝説 界の軌跡」からの進化という意味です。
とにかくすべてのグラフィックが綺麗すぎました。特にキャラのグラフィックの進化が凄まじかったです。
見ていて全シーンが楽しめました。

隠しクエストなどの小要素がわかりやすかった

軌跡シリーズでは特定の本を集めたら、最終章で最強武器を手にいられるというのは定番だったりしますが、本作では青いビックリマークでわかりやすくなっていたり、
同じく青いビックリマークで、隠しクエストがわかったりしたので、とりあえずマップ見ておけば見逃し要素なく、すべての要素を楽しめると感じました。
親切設計感が凄まじかったです。

仲間キャラ

全キャラを満遍なく使えた。

本作では、進行状況によって仲間になるキャラが違います。
まず、エステルとヨシュアは固定として、進行度によって以下の様に仲間が変わっていきます。
1章:シェラザード、オリビエ
2章:クローゼ、アガット
3章:ティータ、アガット、ジン
終章:ジン、オリビエ 最後のステージでは全員使用可能

基本は進行度によって、最大2人の仲間。そして最後のダンジョンにて、全員が変更可能になる形式でした。
そのため、全員を使用して、それぞれの強みを見れました。

各キャラ使用感

  • エステル
    本作主人公。
    棒術を使ったキャラで、攻撃範囲が非常に広いです。魔法攻撃である「捻糸棍」はボーナス奪取(敵が次の行動時に得られるボーナスを奪う)が物凄く使えました。
  • ヨシュア
    エステルと同様に常に使えるキャラ。
    前半は物理特化のキャラで、後半は範囲魔法攻撃も覚えます。
    とにかくシンプルに行動が速いキャラで、「妨害」などのクォーツを設定しておくと非常に有効でした。
  • シェラザード
    エステル、ヨシュアの先輩にあたるキャラ。
    鞭を使うため、横幅の広い攻撃範囲でした。その代わり、エステル、ヨシュアと違って縦への攻撃範囲は短かったですが。
  • オリビエ
    帝国から旅人。
    ナンパなキャラに見えるオチャラケキャラ。魔法攻撃が強い印象で、武器も銃のため攻撃範囲は広かったです。
  • クローゼ
    学生であり、学園の重要人物でもあります。
    魔法攻撃が非常に強く、雑に「省EP」「駆動」あたりを装備させてアーツ連打していたらダメージソースとして優秀でした。
  • アガット
    少し荒っぽい風貌の遊撃士の先輩。このキャラは閃の軌跡などでも出てきていましたが、その時に比べて少し少年感が強かったです(閃の軌跡ではもう少しガタイが良かった印象)
    物理攻撃が物凄く、おそらく作中で仲間になるキャラでもトップクラスの物理攻撃力だったと思います。面白いくらい攻撃が強かったので
  • ティータ
    旅の途中で出会い、エステル、ヨシュアを姉、兄のように慕うようになった少女。
    おそらくエステル、ヨシュア以上に今後の軌跡シリーズで活躍するキャラです。(色んなナンバリングで出てくるので)
    攻撃力自体はそこまで高くなかったですが、銃を使うため範囲攻撃の幅が広く、「ジャミングレイ」にてボーナス奪取、「バイタルカノン」にてHP回復、デバフ解除ができるなどサポート能力も強かったです。
  • ジン
    共和国の遊撃士。
    この人も軌跡シリーズではたびたび出てきて、とくに共和国が部隊であった「黎の軌跡」では、ホームグラウンドなだけあって、頻繁に出てきます。
    戦闘は、範囲は狭いですが強い攻撃を叩きこめるキャラといった感じ。バフ技も豊富で、一人で生存することに特化している感じがしました。

ちなみに、最後の全員仲間状態で編成を選べる状態では
エステル、ヨシュア、クローゼ(魔法攻撃要員)、ティータ(雑魚戦&ヒーラー要員)で進めました。

カトラス
カトラス

懐かしい気持ちになりながらも、最後まで飽きさせないゲームでした。
面白かったです。

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