テイルズオブアライズ

カトラス
カトラス

テイルズ最新作をクリア。感想を言っていきます

ストーリー

ダナと呼ばれる星にレナという星が侵略をしてきて300年。
ダナ人はそれぞれの領地で奴隷として扱われてきていた。そんな中、記憶喪失、鉄仮面を脱げない主人公、アルフェンが、シオンというレナ人の少女と出会い、物語が始まる。
それぞれの領地の領主を倒していき、ダナ人を解放していき、レナ、ダナに対する謎を解いていく、そんな王道RPGでした。

パーティキャラクター

アルフェン

主人公。最初は鉄仮面、次に半分仮面が割れた状態→すべての仮面がはがれるという状態になります。
この鉄仮面の意味はストーリー中にわかりますが、結構重要なファクターになっております。

性格は正義を重んじて優しいので、典型的な主人公気質でした。
ただ、わりと直情型というか、最近よく見るクールなキャラとは違い良い意味でも悪い意味でも感情の起伏が多く感じました。
戦闘スタイルは剣と、炎の剣を使うスタイル。炎の剣は使うたびにHPが減るのでデメリットが大きいですが、攻撃を一気に叩き込みたい時に非常に有用でした

シオン

レナ人の少女。
荊という呪いみたいなものを受けていて、人に触れると相手が荊で攻撃されるので、昔から一人で生きてきたと言う少女。
とある理由により、ダナを支配している領主すべてを倒すという目的でアルフェンと同行する形になります。
最初はもう典型的なレナ人といった感じでダナ人を小ばかにしたりしていましたが、物語が進むにつれて信頼関係ができていき、だいぶ丸くなります。ちなみに最初から、かなりキツメながらも持ち前の優しさがにじみ出ていたので、そこまで悪印象は持っていませんでした。
シオンは、非常に食いしん坊なことが一番印象にありました。料理系のクエストやら料理の話が出てきたらかなり前のめりに話していたので。
戦闘スタイルは銃、星霊術をつかった攻撃と、回復担当。

リンウェル

ダナ人の少女。
ダナ人は星霊術を使えないのですが、リンウェルは星霊術を使えるダナ人の生き残りで、持ち前の星霊術でパーティに貢献していきます。
最初はレナ人ってだけで敵視していたので、シオンにもかなりきつかったです。
しかし物語中盤で、とあるストーリーで吹っ切れたのか、ダナ人にも悪いやつもいれば、レナ人にも良いやつがいると理解してからはシオンともよい女友達といった形になります。
戦闘スタイルは星霊術を使ったガッチガチの攻撃スタイル。
わりと広範囲の星霊術を大量に使ってくれるのですが、敵の大技かリンウェルの大技か理解できずに回避行動を一回とるのはいつものこと(笑)

ロウ

ダナ人の少年。
アルフェンが所属していたボスの息子で、出会った時は敵として出てきました。
その後、色々あってアルフェンたちと行動を共にすることになります。
良くも悪くも馬鹿な性格をしていて、パーティのムードメーカーとして空気の読めない発言で場を和ませたりしてくれてました。
戦闘スタイルは格闘技を使った攻撃を得意とするスタイル。
敵が堅い時に非常に役に立ってくれました。ただ、その反面、気が付いたら倒れていたので、おそらくライフボトルを一番使ったキャラでもあります。

キサラ

ダナ人の女性。
ダナ人でありながらレナ人の領主の近衛兵をしていたのですが、色々あって領主テュオハリムと一緒にアルフェンたちと行動を共にします。
パーティのお母さんみたいな役割で、家事や料理などを率先して行っている印象がありました。そしてパーティたちが次第に旅慣れしていくと、少し寂しそうにしていたりしてました(笑)
戦闘スタイルは盾とメイスを使ったスタイル。近接キャラでありながら地味に回復技も持っていたりします。

テュオハリム

レナ人で、領主。
本来は倒すべき敵である領主として出てきましたが、レナ人の統治の中では唯一まっとうな領主として出てきたのです。最初に会った時から、なんとなく周りで暗躍しやすそうな性格してるなぁって思いながらやはり身内に裏切られていた領主。
非常に育ちがよさそうなお坊ちゃんという雰囲気で、一般的な常識にかけていたりします。(本などの知識は豊富ですが)
戦闘スタイルは棍と星霊術を使った攻撃と、回復担当。
ボス戦などではシオンと一緒にダブルヒーラーで配置しましたが、シオンと比べるとオート戦闘は攻撃ばっかりしている印象を持ちました。

感想

ストーリー展開はかなりダーク

序盤はテイルズでも過去最大レベルで重い展開から始まりました。(ターゲットユーザを大人に向けたのかな?と感じました)
少しずつ明るい展開も増えていきますが、3つ目の領地までは、それはもうダーク感が凄まじかったです。
3つ目の領地辺りから、レナ人は完全な敵!って雰囲気がなくなっていき、少しずつ明るい展開も増えていき、単純な勧善懲悪なだけではないシナリオになっていきます。
プレイしていてもこれぞテイルズ!って展開も多くて良かったです。

バトル

過去テイルズのスタイルを踏襲しながらも、戦略性の高いバトルに感じました。
特に顕著だったのがブーストアタックです。
上手く使えば敵をダウンさせたり、相手の行動を妨害できたりして、敵によって色々と考えれたのが面白かったです。

ブーストアタックの一覧

  • アルフェン:炎の剣を使った高火力攻撃
  • シオン:飛行している相手をダウンさせる攻撃
  • リンウェル:魔法の詠唱を妨害する攻撃(おそらく一番お世話になった)
  • ロウ:装甲を持った固い敵をダウンさせる攻撃
  • キサラ:突進してくる敵を盾で妨害する
  • テュオハリム:素早い敵の足を止めさせる

気になった点

グラフィックが非常に良い作品でした。ただ、そのせいか、非常にPS4の性能を使っているのか、ゲーム中は常にPS4がフル稼働している音がしていました。
ネットで調べてみたら、ほとんどの人が同じことを言っているようだったので、単純に本ゲームの特徴として割り切ってイヤホンやらヘッドホンやらをつけながらゲームしていました。
(ごく稀に同じようにPS4がフル稼働するゲームがあるので慣れたもんです)

クリア後に過去作品キャラとも戦闘可能

出てくるキャラはエドナとアイゼン。二人とも、本来は会えない兄妹ではありますが、しっかりとボイス付きのストーリーで二人が出会ってくれたのが、ゼスティリア、ベルセリアクリア済みの自分としては嬉しかったです。

本作も魔装備あり

テイルズ恒例の、敵を1体倒したら攻撃力が1上がる魔装備が今回もあり。
とりあえずアルフェンだけ攻撃力カンストして、他キャラは5000程度で止めていましたが、裏ボスまで余裕でクリアできるレベルでした。
(欲を言えば防御版魔装備も欲しい)

カトラス
カトラス

ストーリー、グラフィックなど、全体にハイクオリティなテイルズ作品でした。

こういう王道RPGって最近は流行らないかもしれませんが、私は王道RPGって大好きです。

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