【なろう小説】転生したら剣でした

簡単なあらすじ

テンプレのように事故で異世界転生した主人公。しかし転生したら、人間どころか生き物ですらない剣。しかも転生場所は人がいない魔物の巣窟。スキルを駆使して周りの魔物を倒していきながら、強くなっていきます。
そして、黒猫猫耳少女のフランと出会い、フランの剣として生きることを決意。
フランによって名づけられた剣の名前は「師匠」。
強くなりたい少女フラン、そんなフランの保護者として導く師匠の異世界物語。

感想

本作品は、2019年ごろに一度一気読みしたのですが、アニメが始まり、久しぶりに原作を確認しに行くと、1100話を超えていたので、改めて一話から一気読みしました。(読むのにほぼ一週間使い切りました。)

  • 剣である師匠のスキルが多才
    生き物ですらない剣へ異世界転生ですが、念動スキルを駆使して料理したり、分体創造で転生する前の体を出したりとわりと自由度が高い剣だと思いました。
    この剣の恐ろしいところは、魔石を吸収して剣自体の力が向上したり、新しいスキルを覚えることが可能な事。やはり能力吸収系は強いです。
  • 戦うのはフラン一人に見えて、実質二人
    剣でありながら魔法やスキルを多く使えるので、敵から見たら、フランと師匠、二人で戦っていることになります。
    たとえばフランが剣重視で、師匠が魔法重視で攻撃したり、フランが攻撃重視で、師匠が魔法&スキルでフランへの防御をしたりなど。知らない人から見たら割とチートな戦い方だと思います。
    見た目は幼い少女であるフランが、実は二人分の戦闘力を持っているなど、わかるわけがないです。
  • 剣ではあるが、同時に師匠でもある
    作中でも葛藤されていましたが、剣ではあるが人間性を忘れずに、フランの剣として、尚且つ、フランを導く師匠としての心を忘れないといったバランスを保つという人の魂の在り方といった部分にもフォーカスされておりました。
    こういう作品で一番ありそうだと思った、剣の所有者と剣自身のすれ違いによる喧嘩などがありそうと思ったのですが、フラン自身が凄まじく素直な性格のため、そういう鬱展開もなかったです。
  • 漫画、アニメ、原作小説もまだまだ続く。
    漫画も結構出ていて、2022年11月時点で、原作ストーリー漫画12巻、スピンオフ漫画5巻が発売されております。
    アニメも始まっているので、今後、色んな人が本作品を見ると思います。私自身も、アニメのクオリティは結構高かったので楽しみにしております。
    また、漫画化、アニメ化作品でありながら原作なろう小説の更新速度も中々のため、引き続き確認していって読破しようと思います。

原作なろう小説

転生したら剣でした
R15 残酷な描写あり 異世界転生 冒険 剣 ファンタジー 獣人 成長 スキル 魔石 吸収 チート ケモミミ 人外転生 ダンジョン 無機物転生 ネット小説大賞 書籍化
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