男主人公が乙女ゲーの世界に転生という話のあらすじだったので、てっきりBLかな?っと思ってましたが数話読んで、普通に男向けの漫画だったので漫画全巻・なろう小説全話読破しました。
簡単なあらすじ
主人公は、とある事情で妹から、とある乙女ゲーを全クリすることを強制されて、完全クリア後に死亡。気が付いたら直前にプレイしていた乙女ゲー世界にいたという話。
乙女ゲーの攻略キャラの男たちも出てきますが、あくまで脇役。
このストーリーは転生したモブ主人公と、悪役令嬢役のヒロインと、乙女ゲー主人公の少女の織り成す物語です。
主人公は乙女ゲーの世界の危機を自分が生きるために解決する(実際にはヒロインたちのためってのも多いですが)ために頑張る話。
魔法、ロボット、SF要素と、男心をくすぐる要素はすべてそろってました。
感想
・ストーリー
ストーリーはだいたい以下が多め。
乙女ゲーの世界を救うために目的地に行く→クズな敵が出てくる→ぶったおす。
起承転結がしっかりしていて非常に楽しめました。
自分は小説読んでいる中で、最後はだいたい主人公が良い意味で終わらせてくれると考えながら読んでいて、最後まで期待を裏切らないストーリー展開でした。
・クズな敵をざまぁ
ストーリー中、良い意味でクズな敵が多くてスカッとしました。
背景なんて何もないタダのクズ。こういう奴を倒すのが見たいんですよ。
最近はざまぁ物語でも、実は相手にも理由があったなどがあったりしますが、別に自分はそういうの求めていないです。クズな敵はクズのまま終わってほしい。そう考える自分です。
唯一の例外は乙女ゲーの攻略キャラとなる男子たちですが、彼らも最初は嫌なやつでしたが、ストーリー読み進めていくと、ただの何も考えていない馬鹿だったというキャラ設定だったので、まぁそれならそれで面白みが出てきて面白かったです。
・主人公の転生前の妹の存在
主人公の妹も転生して、乙女ゲー世界をグッチャグチャにかき乱しますが、最終的には反省して、乙女ゲー攻略キャラ男子たちの保護者(というかオカン)みたいになったので、そこから一気に親しみが持てるようになりました。
常に金を気にしていますが、だいたいは妹以外が理由での金欠なので、なんというか不憫だなぁって思いながら見てましたね。
原作なろう小説
この漫画は私的には、良い意味でタイトルからは予想できない作品だったと思います。
舞台は乙女ゲー。けと内容は男向け。BL要素一切なし。こういう作品が時々出てくるから、なろう小説作品は面白いと思います。