どんなゲームか
日本人であれば、読んだことはなくても、名前くらいは確実に知っているドラゴンボール。
そんなドラゴンボールのアクションRPG形式のゲームが本作です。
ドラゴンボールのゲームは数多ありますが、本作は特にRPG感が強いのが特徴だと思います。
ドラゴンボールの世界をオープンワールド形式で武空術で飛び回ったり、筋斗雲やエアカーにのって移動したりなど、移動しているだけでもワクワクするゲームでした。
感想
OPはCHA-LA HEAD-CHA-LA
やはりドラゴンボールと言えば真っ先に思い浮かぶであろう「CHA-LA HEAD-CHA-LA」
本作ではOPがこの曲で、さらに映像もアニメOPを踏襲したOPであったので、ドラゴンボールファンとしては一番最初でテンションが上がりました。
移動がとにかく快適
武空術を使えるので、目的地に一気に移動できるし、街を上から見下ろしたりして状況を確認などもできます。
特に地面スレスレを移動していると、地面が掘り起こされ、途中にある障害物は当たり前のように壊していって素材を手に入れたりして楽しかったり、ただ、移動するだけでも快適&ワクワクでした。
唯一の難点はマップ間の移動時のロード間が微妙に長いくらいでしょうか。
コミュニティボード
本作ではコミュニティボードというものがあります。
これが地味に役にたつものが多かったので、色んな組み合わせでパッシブスキルを磨いていきました。
コミュニケーションボードの種別は以下。
・Z戦士コミュニティ:攻撃力アップ・サポートゲージ初期値アップ
・料理コミュニティ:料理作成・使用時に役発つ
・修行コミュニティ:経験値増加・防御力アップ
・開発コミュニティ:車などの開発時に役立つ
・神々コミュニティ:オーブアップ(スキル強化に必要)・アイテム取得アップ
・オトナコミュニティ:フィーバー発生率アップ・アイテム価格影響
・冒険コミュニティ:体力アップ・気力アップ・アイテム効果アップ
全部を上げようとすると、エンブレム(キャラを手に入れたりしたときに手に入る)が足りなかったので、まずは2点集中で上げようとしました。
具体的には修行コミュニティ・神々コミュニティを上げて、オーブ取得アップ、経験値増加などを目当てに上げました。(戦闘系の能力は、最悪自分のスキルでカバーすれば良いか。と思いながら)
ストーリー上での使用キャラ
原作に則ったストーリー展開で、尚且つメインストーリーはキャラ固定だったので、以下のような使用キャラ状態でした。
1位:孫悟空
当たり前ですが、主人公なので最も固定状態が多かったキャラです。
各章のラスボスまでは難なく倒せるのは原作通りといったところでしょうか。
主な使用技:かめはめ波・元気玉・龍拳
かめはめ波は、コンパクト&そこそこ火力というメイン技でした。
元気玉は貯め、が大きいのですが、一度撃ったら追尾型になるのでわりと便利でした。
龍拳は、後半に覚えるのですが、近接時には非常に強かったので愛用していました。
2位:孫悟飯
ドラゴンボールの第二の主人公と言っても過言ではない孫悟飯。
全編通して使用率が高かったのですが、セル編までは成長途中で相手の方が格上の事が多く、戦闘が大変なことが多かったです。
主な使用技:魔閃光・かめはめ波
魔閃光は、威力はそこそこですが、かめはめ波よりも実行速度が速かったので愛用しました。
かめはめ波は、相手に必ず当たるって時に火力重視で使ってました。
3位:ベジータ
ほぼ大半が孫親子ですが、フリーザ編~ブウ編にかけて、時々使用キャラになって敵を倒したりしたので使用率は3位でした。
主な使用技:ギャリック砲・ビックバンアタック
ギャリック砲は、ビックバンアタックを覚えるまでは多用していました。
ビックバンアタックは、これを覚えてからはこれ連打するだけでほぼ勝てるほどのチート技でした。
4位:ピッコロ
セル編までは、割と活躍してくれたお師匠様。17号とのバトルを最後に、メインストーリーでは使用しませんでしたが、お世話になったことは確かです。
主な使用技:魔貫光殺砲
原作では細いビームですが、本作ではわりと当たり判定が広い技でした。
メインストーリーは原作重視
私が見たところ、アニメ原作の重要シーンだけを切り出した感の強いストーリーではありました。
ただし、これは私がドラゴンボールのストーリーをほぼ完全に覚えているからで、ライト層やドラゴンボールうろ覚えの人には十分に違和感のないレベルのストーリーだったと思います。
私が見たところ、アニメや原作にないバトルは最後の魔人ブウと孫悟空の闘いではないでしょうか。
本来、元気玉が完成したらそのまま元気玉を放つのが原作なのですが、何故かバトルに発展しました。
なんとかブウの動きを止めるという名目でのバトルです。
まぁ、メインストーリーの最後のバトルがベジータなのはモヤっとしていたので、やはり最後は主人公の闘いでないとね。という制作チームの考えかもしれません。
CHA-LA HEAD-CHA-LAが流れだした時にはテンションが上がったので、私としては大満足でした。
総評:ドラゴンボールのRPGとしては非常に楽しめる作品でした。
没入感も凄かったので非常に満足のいくゲームでした。