感想
ブルーリフレクションシリーズ続編
ブルー リフレクションシリーズの続編。
続編というだけあって、前作とシナリオは繋がっております。
ただ、本作から始めても、問題なくストーリーが追える展開だったので、この作品から始めるのも良いと思います。
前作と比べて、RPG感が凄く強くなっていた
全体的にクオリティが上がっていますが、特に顕著だと思ったのがバトルシステムでした。
バトル操作可能のキャラは6人に増えていて、バトルシステムも凄く戦略性高くなっていたので満足でした。
ちなみに、私が最も嬉しかったのは敵を倒してレベルが上がることでした。(やはりRPGは敵を倒してレベルを上げるのが一番しっくりくる)
本作は全員一丸というイメージが強かった
舞台がそもそも、少女たち数名しかいない異空間のような学校ということもあり、全員が運命共同体として生活しています。
そして、本作の戦闘ダンジョンであるココロトープでそれぞれの心の内を見られることもあり、仲は深まっていきます。(ここはペルソナを連想した)
日常パートも豊富
学校内に施設を作ったり、仲間と交流を深めたり、バトルパートだけでなく色々と楽しめました。
ちなみに施設はわりとパラメータアップに繋がるので、頑張って作りました。
インファイトの重要性
本作にはインファイトという、通常のバトルとは違った戦闘方法があります。
相手のブロックをすべて吹き飛ばすか、向こうから仕掛けるパターンのインファイトがあります。
このインファイトに入ると、敵とタイマン勝負になり、攻撃、サポート、回避、カウンターの4つのコマンドで戦闘することになります。
これが慣れるまでが凄く難しいです。
ただ、慣れたら、カウンターを狙って、相手が動けない時に攻撃連打をすればいいだけなので、インファイト=勝ち確定というイメージに後半はなりましたが。
ちなみに、カウンターと回避はタイミングが非常にシビアです。ゲージではなく、相手の動きを見てからの方が私はやりやすかったです。
序盤の戦闘が非常に厳しい
序盤は、戦闘が非常に厳しいです。その理由として、回復技がすっさまじくショボイことによります。
例えば、序盤でHPが60ほどあったとして、回復は10くらいしか回復しない(しかも単体回復)といったように、ほぼ、回復しないという状態でした。
ただ、これもフラグメント(バトル部分で後述)が集まることにより、一気に回復性能が高まります。それまではなんとか頑張るしかないです。
真のエンディングを見たいなら2週推奨のゲーム
1週目でストーリーやサブイベント自体はすべて消化できます。
しかし、2週目では、最初のプロローグと、最後のエンディングで少し変化があります。これを見終わって、真のエンディングと言えると私は思いました。(ただし、2週目までやる価値があるかというのは個人の感覚によると思いますが)
バトル
パラメータ
本作ではいくつか、キャラのパラメータを上げる方法があります。
- レベルによるパラメータ
すべての基礎ともいえるパラメータ。
本作ではレベルアップでの恩恵が非常に大きいので、どんどんレベルアップさせましょう。(最大レベル50) - タレントによるパラメータ
これは前作でもあった、タレントというシステム。
仲間と交流を深めることによって、それぞれにポイントが割り振られて、攻撃力アップなどの恩恵を得られます。 - フラグメント
装備することによって、回復力アップ、攻撃力アップなど、様々な恩恵を得られます。
このフラグメントの組み合わせで一気に戦略の幅が広がります。
多用したバトルキャラ
- 愛央
役割:アタッカー
フラグメント:攻撃系、エーテル加速系を半々
評価:主人公なだけあって、攻撃の幅が非常に広く、攻守ともに活躍してくれます。
特にコンボを途切れさせない技はボスでは必須級なので、かならず入れるべきキャラだと思います。 - 詩帆
役割:ヒーラー
フラグメント:回復力アップ、エーテル加速を半々
評価:本作で最も重要度が高いと思われるヒーラー。序盤はHP回復もたかが知れていますが、後半は凄まじい回復力を見せてくれて、必須のキャラでした。
地味に攻撃火力も高かったです。 - こころ
役割:デバッファー&アタッカー
フラグメント:攻撃系、エーテル加速系を半々
評価:数々のデバフを与えてくれるデバッファーであり、攻撃力も頭一つ抜けているアタッカーでもあります。愛央とのシナジー効果も高く、入れておくだけで火力が高まりました。 - 日菜⼦
役割:アタッカー(通常はサポーターに回していた)
フラグメント:オーダーリング速度上昇、経験値アップ
評価:HPが極端に低いですが、前作主人公なだけあり、中々に攻撃性能が高いです。サポートに回しておいて、普段はオーダーリング周回によってエーテル加速を。スタメンが落ちたときに飛び出してきてアタッカーとして活躍してくれました。
本作はストーリー、バトル、BGMなど。あらゆるクオリティが前作を超えていて面白かったです。