感想
超大昔にやっていた漫画が原作
週刊少年ジャンプで1989年~1996年まで連載していたドラゴンクエストの世界観の漫画。
ゲームシリーズとつながっているわけではなく、魔法や技が似ているといったもの。
一応、1991年にこの漫画のアニメがあったみたいですが、それとは別に2020年からリメイク作品として放送されました。
私、実はこの漫画読んだことなかったです。興味はあったのですが、機会がなかったというか。
そのため、アニメを全話見ました。合計100話あったので、約二年ほど放送していたことになります。
展開は超王道&古臭い
主人公であるダイの設定が、竜の騎士と人間のハーフという最強クラスな設定であるという、最近うるさく言われている出自が凄いっていうキャラ。(この時代は別に何とも言われていなかったのに、何故最近は出自が~っていう風潮もあり)
また、戦闘中に何故か説明が始まったり、回想が始まったりする。最近の漫画やアニメからしたら「そんなことゴチャゴチャ言っている間にさっさと戦えよ」といわんばかりの展開が多かったです。
私はこういうシナリオ展開も好きなのですがね。
一部CGなどありましたが、全体的には満足なクオリティ
途中で、なんというか少しチープなCGによる作画も多数ありましたが、
ストーリーが盛り上がる部分はしっかりとしたアニメーションで作られていましたので全体的には満足でした。
漫画原作を完全に覚えている人は気になるところだけ見るのも良いかも。(私は当然初見だったのですべてしっかり見ました。)
登場キャラの感想
本作は登場キャラが多すぎるので、とりあえず主要格の中でも特に印象が強かったキャラを記載していきます。
- ダイ
本作主人公。最初は勇者という称号を貰い、魔王軍と戦うことになります。
その後、シナリオが進むにつれて、自信の出自、竜の騎士と人間のハーフということがわかります。
ストーリー中で、色んな挫折をして、その度に立ち上がって戦うのは、まさに勇者という存在だと思いました。 - ポップ
おそらく、本作で一番成長して、一番活躍した人。登場人物の大半が凄い出自の中、普通の一般的な武器職人の息子として生まれた凡人。
しかし、ダイが挫けそうなとき、もう無理だと思った時、ダイよりも先に立ち上がり、敵に啖呵を切ったり、
一人で敵軍の足止めをしに行くなど、作中において最も活躍した存在だと思います。
ダイの大冒険の話題が出たときに、好きなキャラでポップという意見が多すぎるのが、登場時点ではまったく理解できませんでしたが、最終話まで見た後では私も同意見になりました。 - アバン
ダイやポップ達の師匠でもある元勇者。
作中の初期に死亡しました・・・と見せかけて、最後の闘いで駆けつけてくれた先生。
最後の闘いの時点では、戦闘レベルという意味ではダイやポップたちに及ばない状態になってしまいましたが、元勇者としての膨大な知識と、技術を駆使してダイたちを助けてくれました。
ダイの大冒険を見たことなかった私ですら、かの有名な「アバンストラッシュ」は知っていました。 - ハドラー
かつてアバンと戦った元魔王。大魔王バーンに復活させられてからは魔王軍の総司令としてダイたちの前に立ちはだかります。
卑怯な手を使う事も多かったですが、最後は一人の戦士としてダイと雌雄を決します。
初期のころから敵対して、最終章まで出てきたのでやはり印象的でした。 - 大魔王バーン
あまりにも多い名言を残しているアニメにおいてラスボスな敵。
「今のはメラゾーマでは無い。メラだ。」
「知らなかったのか?大魔王からは逃げられない!」
などなど、本作を見ていない私ですら、ネットでチマチマと見るセリフが出てきて、こういう風に言ってたのか!っと感心しました。