はたらく魔王さま

小説

感想

日常+バトル+異世界

はたらく魔王さまとは2011年から2023年まで、ラノベの中では非常に大手の電撃文庫で連載されていた作品です。

ラノベタイトル通り、魔王である魔王サタンが、勇者に敗れて異世界である日本へと逃れていき、再び再起をはかるために頑張る話。
こう聞くと、なんというか裏社会でドンパチでもやらかすの?って思うかもしれませんが、魔王サタンは日本でマグロナルド(マクドではありませんよ)で正社員目指して頑張る話。

ただ、日常オンリーというわけでもなく、異世界からたびたび、いろんなトラブルが来て、それを勇者、魔王、それに日本での協力者と一緒に解決するという話です。

アニメもあり

第一期は2013年に、第二期は2022年、第三期は2023年と、だいぶ時間が空いたアニメではあります。
アニメは、当然ながらラノベに比べたらハショっている部分も多いですが、その分、バトルはやはりアニメのほうがはるかに良いです。

ラノベ読んでいるだけではわからない、「アンタ、そんな技使えたのか」っていう感じで知らない技をポンポン出してくれるのは、原作好きとしては嬉しかったです。

第一期と二期以降ではアニメ制作スタジオが変わって、色々とキャラデザやら変わっていますので、その点は賛否両論あったみたいです。(私は特に気になりませんでしたが)

日常パートと、シリアスパートが混在している感じ

異世界から厄介ごとが、日常パートの合間にある感じで、日常生活しながら魔王として活動しています!といった感じなのが見て取れて面白い作品です。

異世界で世界規模のトラブルに巻き込まれながら、マグロナルドの正社員雇用のために頑張るって、それが同列になるのが面白い(笑)

あとはやはり、キャラ同士の会話がすさまじく生き生きしているのも印象的です。
結構な登場人物がいるのに、それぞれ無効性というわけでも、個性の塊というキャラが多いわけでもないのに、なぜか印象に残りやすいキャラたちばかりなのがこの作品の特徴だと思います。

カトラス
カトラス

日常ギャグと、異世界トラブルなどが見たい人にはお勧めの作品です。
なんだかんだ、私も定期的に読み直しています。

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