【ラノベ】放課後は、異世界喫茶でコーヒーを

感想

異世界物ではあるが、現代無双は一切なし

ここまで平凡な異世界転移主人公は見たことないのでは?ってくらいにマジで平凡な少年が転移したなって感じでした。
チートをもっているわけでもない、現代知識で無双するでもない。本当に自分が好きなコーヒーを皆に楽しんでもらうために喫茶店を経営しているというのが感じれました。

しかもそのコーヒー自体も、現代と同じく、苦いのが苦手な人には受け入れられないという現実。
一部のコーヒー愛好家以外は、のんびりできる喫茶店でだらけるというためだけに店に来ていると感じました。

戦闘描写もなし

ドワーフ、エルフ、獣人などの多種多様なファンタジー種族がいて、冒険者がいて、魔法があるという世界観なのに、漫画最終巻までついぞ戦闘行為描写が一切なく終わりました。

ただ、のんびりした雰囲気というのは非常に感じれる作品で良かったです。

小さな事件は色々ある

友人とすれ違ったり、それを解決するために動き回るという、正直、現代日本でもまぁありえるなぁっていう事件が多々発生していましたが、それを一つずつ丁寧に解決していました。

どれをとっても誠実に行動しようとしている主人公には好感が持てました。色々と致命的な失言をしているのは感じましたが、そこはまぁ、高校生くらいの年齢であれば人生経験がないことによる失言だと感じました。

ラノベ完結済み

全6巻で完結しています。
私としては非常に読みやすく一気に読める落ち着いた雰囲気のラノベで楽しめました。
さらに調べたらカクヨムで後日談みたいな感じで色々とストーリーがのっていたのでそちらも見ました。

カトラス
カトラス

激しいバトルものも嫌いではないのですが、こういう落ち着いたラノベも定期的に読みたい衝動に駆られる自分です。

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